フロー
提案システムのフロー
- 提供者、顧客はL1ウォレットがあれば利用できるシステム
- 本システムではHydra Headは第三者により管理されたESCROW取引用L1ウォレットを用いて運用
- Hydra Open中はL1 UTXOがロックされるがESCROWにより影響が最小限となる
- Hydra Head参加者による強制Abort等で悪意あるトランザクション失効を回避
フロー図
1.ESCROWウォレットへの送金
顧客はCardano L1ウォレットから、顧客用ESCROW L1ウォレットへ送金を行います。
提供者は入金用のL1ウォレットをシステムへ登録します。
2.COMMIT
顧客と提供者のESCROW L1ウォレットで構成されたHydra Headを初期化し、OPENします。
以降、Hydra HeadがCloseされるかAbortされるまで、ESCROWウォレットはL1上でロックされます。
3.サービスの使用
顧客が提供者の有償サービスを利用します。(例:ガチャを回す)
4.サービス使用結果の通知
顧客が消費したサービス内容をbypp IoTソリューションへ通知します。
5.支払い指示
bypp IoTソリューションから、顧客のL2ウォレットから提供者のL2ウォレットへと支払いを指示します。
6.L2トランザクション
L2トランザクションを発生させ、顧客のL2ウォレットから提供者のL2ウォレットへと資金を移動します。
7.結果と最新ステータスの更新
L2トランザクション完了後の最新の状態をbypp IoTソリューションに反映します。
8,9. L2からL1への反映
Hydra Headの終了を開始し、L2上の処理結果をL1へと反映します。
10. 資金の引き出し
L1へと結果が反映された後、任意 or 特定のタイミングで提供者の登録済みL1ウォレットへと支払いを行います。